倫理規定

オンラインカウンセリング研修倫理規程

お互いに人格をもった人間として尊重すること。
誹謗、中傷となる表現を避けること。
完全な人間でないので、間違いも誤解も生じます。
過ちを謝罪して、修正するチャンスを作り、対話を尊重すること。対面によるコミュニケーションと違い、オンラインでの交流は誤解が生じ易い。
講座生間のメールでの意見交換は、守秘義務違反やプライバシーの侵害が生じる危険性が高いので原則として避けること。特別に意見交換が必要な場合は、責任者に申請して、許可を得る事。
講師を中傷したり、さげすんだりする集団心理を扇動しないこと。
講座の感想やフィードバックをメールでする場合は、以下に注意すること。
質問や意見は、ビジネス表現をモデルにして、偏りや誤解を避けるため通常の1.5ほどの長さの文章にして詳細に丁寧に説明すること。
プライバシーを尊重し、自己決定を尊重すること。参加者や講師のプライバシーに興味を抱き質問をしないこと。自己開示は、各自のリスクですること。
秘密の保持には特に注意すること。オンラインで情報の拡散、同意なしに勝手にメールを送る。当事者の同意なしで、メールアドレスを知る。職業や住所を知る。講座中の会話情報を当事者の許可なく他に伝える。参加者についてゴシップを流すなどは禁止。
その他、他者の安全を脅かす行為は、すべて倫理違反と見なす。
10 その他、他者の安全を脅かす行為は、すべて倫理違反と見なす。
講座の録画、録音は禁止とする。オンラインの特色でその場の意見が永遠に残る可能性があるので、特に注意が必要である。
11 守秘義務の守れる場で受講をすること。Caféとか、公共で他者の耳や目に入る場所、あるいは友人、家族が話の内容に聞き耳をたてている場所等での参加を禁止する。

 

オンライン講座受講者のマナー

ステレオタイプ、レッテル貼、カテゴリー化になる意見に注意すること。
特定の自己の価値観を押し付けないで、科学的な対話をすること。
例、講師は偏見がある。独断だ。
改善例 すべての否定する言い方ではなくて、具体的な状況や表現に言及して、それは・・・と解釈可能でしょうか?
エビデンスに根拠のある対話をすること。
エビデンスの例、観察、データ、過去の文献など。
公平で偏りのない意見を表明しているかを内省すること。
読むのが大変な長くて複雑なメールを送ってはいけない。
メールの解答に対して、さらに質問をして、永遠にメールのやり取りになることを避けるために、対面面接を申し出でることは可能。
短いやりとり、垣間見た光景や、通りすがりに聞いた会話、他者との会話の内容で人を判断しないこと。会話には文脈と、当時者間での理解という特色がある。
お互いにポジティブフィードバックに心掛けること。
知ったことを適切なトレーニングやスーパービジョンなしで、即刻応用することの禁止。
他者の心に土足で踏み込むこと禁止。いつでも謙虚の質問者、無知の知を大切にして、個人のことを話してもらうことに感謝する態度を維持すること。
10 学習者としての態度を維持すること。学ぶためには、知って、理解して、内省して、訓練を受ける必要がある。理解不足、誤解、トレーニング不足、内省する力不足によって、学びが阻害されるので、どのくらい達成したかのフィードバックを大切にすること。

 

講座企画者の倫理的配慮

受講者には理解やトレーニングにレベル差があることを認識して、最初に適切なアセスメントをすること(例、資格、経験、訓練)、そして適切なレベルでの学習に参加できるようにすること。
講座のレベルを告知する。例、初級者対象、中級者対象、上級者対象など。
特定の理論の応用やスキル研修を受けた場合は、実践するまでに、その後どのくらいのとレーニンガが必要かを明記すること。
受講生が講座の内容や、講師の発言に対して抗議する権利を認めること。その場合は、発言内容をメモして、記録を保存すること。
受講生に、どのくらい学習目的の内容を取得あるいは達成したかを適切な時期に評価して、受講生を共有すること。
オンラインカウンセリングの特色と限界について意識すること。
その他、すべてのルールは対面や直接面接や教授に準じる。

2021年6月1日 初版

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